#1 牧凌太の苛立ち | 「おっさんずラブ」裏側小説(牧視点) - 朔の小説シリーズ - pixiv

最近、気がつくと飯のことを考えている。 「……さん。牧さん!」 耳元で強く呼ばれて、牧凌太は我に返った。 「――ああ、ごめんなさい。なんですか」 目の前には、同僚の宮島亜紀の顔があった。亜紀は笑って、 「今日の新規物件です」 ハイ、と資料を手渡してくれた。 「牧さんでも、ぼんやり...