やさぐれすぎた歌謡曲、大友裕子の「手切れ金」。

やさぐれ。 やさは家、隠れ家のこと。盗人や警察の隠語として使われている。刀の鞘(さや)を反対にしたものらしい。刀は必ず鞘に収まることから、家という意味になったのだろう。 やさぐれは家出人、宿無しを指す。転じて、無気力でいい加減、投げやりなことを言う。 そんな無気力でいい加減、投げやりでやけっぱちな歌謡…