木村汎「プーチンとロシア人」を読んでわかったことは、「自分がいかに日本人か」ということだった。

*二章までの感想。 www.saiusaruzzz.com 木村汎の「プーチンとロシア人」を読み終えた。 「国民性」という曖昧なものについて述べるに際して、著者は「おわりに」でこのような注意書きを寄せている。 また「国民的性格」という概念はきわめてとらえどころない、あいまい模糊とした概念であるために、学問的な精密な議論に…