【書評】作家40年の経験を反映 新井素子著『絶対猫から動かない』 評・牧眞司(SF研究家、文芸評論家)
新井素子が40年前に著した第一長編『いつか猫になる日まで』は、ストレートな宇宙SFと躍動的な青春群像劇の融合だった。とにかく表題が秀逸だ。読者は「猫になる?…