映画『夏への扉 キミのいる未来へ』感想。原作をいい感じに脱臭して観やすいけども。

子供の頃、家が貧乏だった僕は図書館で本を借りるのが大好きだった。例え本を借りなくても大量に並べられている本を見渡すだけでも楽しいひと時である。 そんな中、シンプルでありながら知的好奇心が刺激され、楚々としたタイトルに心を掴まれたのが『夏への扉』だった。それは僕がSF小説にハマるキッカケとなった思い入れ…