<5>全日制高断念 どうして私だけが・・・|下野新聞デジタル

2011年、15歳の春。 「高校には行かせてやれない。ごめんね…」 恐れていた一言を母から告げられた。 県北に住む由衣ゆいさんは、全日制県立高校の志望校を目指していた。中学の担任も「合格できる」と太鼓判を押してくれた。高校の授業料は無償化され、払わなくて済む。 しかし、母には制服代や教科書代が捻出で…