『やがて訪れる春のために』 はらだみずき | 新潮社
入院中の祖母から、庭の様子を見てきてほしいと頼まれた村上真芽(まめ)。幼少時代に暮らしていた家を訪ね目にしたのは、荒涼とした景色だった。花が咲き誇っていた庭に、しっかり者の祖母に、いったい何が起きたのか? 庭を再生させよ