〈社説〉施設離れた若者 見守り支える仕組みを|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 児童養護施設や里親家庭で育った若者が、自立後の生活に苦しんでいる実態が明らかになった。厚生労働省の研究班が初の全国調査を行い、公表した。  虐待や貧困といった事情で家族と暮らすのが困難な子どもは、児童福祉法に基づき、公的責任で原則18歳まで社会が養育する仕組みがある。一方で施設や里親を離れると、頼