〈社説〉盛り土の崩落 危険が見過ごされてきた|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 静岡県熱海市で起きた土石流は、起点付近の盛り土崩落が被害を大きくしたとの見方が強まっている。  逢初(あいぞめ)川に沿って10万立方メートルの土砂が流れ下り、家屋が立ち並ぶ伊豆山地区を襲った。犠牲者、行方不明者が多数出る大惨事となった。  上部の山中で、谷を埋めるように5万4千立方メートルの盛り土