〈社説〉核合意交渉中断 白紙に戻してはならない|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 イランの核合意再建の行方が不透明になってきた。8月上旬まで任期が残りわずかとなったロウハニ政権が、米国との交渉妥結を断念した。  交渉は、大統領選で圧勝したライシ次期政権が引き継ぐ。最高指導者ハメネイ師を後ろ盾とする反米保守強硬派だ。穏健派として国際協調路線を保とうとしたロウハニ師とは大きく立場が