〈社説〉医療保護入院 廃止の議論進めなくては|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 国内外から「人権侵害」と批判されてきた制度である。厚生労働省は廃止へとかじを切るべきだ。  精神科の医師が患者の同意を得なくても強制的に入院させる「医療保護入院」について、厚労省はこの春「将来的な廃止」を打ち出した。だが日本精神科病院協会の反発を受け撤回し、きのうの有識者検討会の報告書では縮小方針