〈社説〉前面に出る改憲 根幹掘り崩される危うさ【参院選に問う】|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 現憲法が施行されて75年。自民党をはじめ改憲に前向きな各党がかつてなく積極姿勢を前面に出して臨む選挙である。改憲勢力が衆院に続いて参院でも総議席の3分の2以上を確保すれば、国会による改憲の発議が初めて具体化する可能性がある。  ロシアによる隣国ウクライナへの侵攻を機に、国防の強化を求める声が高まっ