〈社説〉逮捕歴の削除 より緩やかな基準示す|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 過去の逮捕歴が長くインターネット上に残ることは、当事者の立ち直りを妨げ、平穏な生活を脅かしもする。これまで削除をほとんど認めてこなかった裁判所の姿勢を変え得る重要な最高裁の判断である。  2012年に建造物侵入容疑で逮捕された男性が米ツイッター社に、逮捕歴が分かる投稿の削除を求めた裁判だ。年月を経