失われた時を求めて 5 第三篇 ゲルマントの方 1/マルセル・プルースト/鈴木 道彦 | 集英社 ― SHUEISHA ―

舞台はパリのゲルマント家の館の一角へ。語り手はオペラ座で公爵夫人の姿に胸をときめかせ、毎朝散歩中の夫人を待ち伏せて挨拶をする。父の勧めで訪れたヴィルパリジス夫人のサロンでシャルリュスが「人生の導き手になってやる」という。