透明な夜の香り/千早 茜 | 集英社 ― SHUEISHA ―

香りは、永遠に記憶される。きみの命が終わるまで。新・直木賞作家が紡ぎだす、秘密の香り。「言葉の意味を越えて、嗅覚が際立つという稀有な体験をさせてくれる小説である。」小川洋子(解説より)元・書店員の一香は、古い洋館の家事手伝いのアルバイトを始める。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染の探偵・新城とともに、…