旅と日常のあいだ
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凪良ゆう『流浪の月』感想。孤独と、誰にも名付けられない二人の関係性と、救済。
凪良ゆう『流浪の月』を読んだ。2020年本屋大賞受賞作。 流浪の月 作者:凪良 ゆう 発売日: 2019/08/29 メディア: Kindle版 読んでいる間ずっと夢中になり続けるようないい時間だった。おもしろくてやめられず没頭しながらも、ふとページから顔を上げて思考を立ち止まらせて、自分のことや世間のことをじっくりと考えたくな…