『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』感想。 重厚な言語ファンタジーであり、歴史改変SFであり、壮大なイギリス偽史

R・F・クァン 『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』上下を読んだ。上下巻あわせて800ページ以上。持ち歩くバッグがずっしりしてた。 時は19世紀、魔法が存在するイギリスが舞台。杖や呪文ではなく、この世界における魔法の原動力は『翻訳』。異なる言語を完全に同じ意味で翻訳することはできない、ふたつの間にはど…