『六つの村を越えて髭をなびかせる者』感想

江戸時代、出羽国の貧しい農家に生まれながら算学の才能に恵まれた最上徳内は、師の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。そこで徳内が目にしたのは厳しくも美しい北の大地と、和人とは異なる文化の中で生きるアイヌの姿だった。いつしか徳内の胸にはアイヌへの尊敬と友愛が生まれていくが……。 西條奈加『六つの村を越えて髭を…