堕落論ってか。

途中で面倒臭くなって放り投げていた、坂口安吾の「堕落論」をまた読み始めてしまったのがマズかったのだろうか。 僕は電車の中で、「堕落論」をキリの良いところでやっつけて、スマホをいじいじしていたら、ガコンッ、という鈍い音が向かいの座席から聞こえた。 経験則から嫌な予感がしたが、案の定、床にスマホが落とさ…