「東周英雄伝」(1)鄭問 「非情な暴君」秦の始皇帝は母子の絆の断絶が生んだ 悲劇の美女・西施の物語も、せつない

「東周英雄伝」第1巻 ああ、この人に会えるなら、死んでも悔いはない─── のちに秦の始皇帝となる秦王・政は、思想家・韓非の著書「韓非子」の中の2編「孤憤」と「五蠧(ごと)」を読んで、そう言ったという。 「孤憤」は、君主に取り入って私利を図る側近が国を滅ぼすとして、有能な人材を登用するよう、説く。 「五蠹」…