『ダロウェイ夫人』 ヴァージニア・ウルフ

[Mrs Dalloway] どんな本も、出会うタイミングというものがあるのだなと最近とみに感じる。 昨年『100分で名著』で、『赤毛のアン』を紹介していた茂木健一郎さんの話を聞いていたときも、そう実感したのだった。茂木さんは、11歳の時に図書館で『赤毛のアン』と出会い、「この作品には何かある」と魅了されたのだとか。す…