【江戸瓦版的落語案内】中村仲蔵(なかむらなかぞう) | TOKYO HEADLINE
名門の血筋ではない歌舞伎役者の中村仲蔵。階級制度が厳しい江戸時代の歌舞伎界にあって、並外れた才能を武器に苦労の末、相中から真打にあたる名題(なだい)にまで昇進した。 しかし、それを面白く思わないものも多い。次の芝居『仮名手本忠臣蔵』で彼についた役は5段目の、斧定九郎のたった一役のみ。これは