【短編小説】球拾いだった高校球児が最後の夏ベンチ入りを果たした逆転ストーリー(実話)

僕は高校時代、硬式野球部に所属していた。 強い高校ではなく公立の進学校だった。 進学校とは言っても1学年400人いて学校全体では1,200人ほどいるまあまあ大きな学校で野球部にも1学年15人は入るような高校だった。 私の学年も16人とマネージャー1人で合計17人入っていて、部員全体では45名ほどいた。 正直公立高校進学校…