真面目でなぜ悪い
id:tomu_saito
一生大切にする、この本。國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(新潮社・初版2011年)
私はこの本を一生大切にすると思う。 暇と退屈について、人類史、歴史、経済史的な観点から検討し、後半では哲学的にその問題を扱いながらも生物学的視点からも暇と退屈を紐解く。あらゆる学問とのつながりを感じる多角的な視点に、読んでいてとてもワクワクした。 人生に悩む、生きるのが苦しい、そんな人こそ読んでほし…