木村光博『もんこ~ろ』全2巻感想 先輩のワキの香りを嗅ぎたい女子中学生

基本的には体臭フェチの彗湖を筆頭に、匂いにまつわる変態娘たちによる下品なコメディ漫画(褒め言葉)です。その一方で香木の種類や効能など、未音が語るウンチクにより「香道」という雅な世界の一端に触れることができる、高尚な側面を併せ持つ作品でもあります。この振れ幅の大きさは、この作品の魅力の一つと言えるで…