勇者の影で生まれた英雄 #131 夢再び

ソフィアとの会談を終えて、執務室に戻ったエドワード王。苦々しい思いは、今も消えていない。ウェヌス王国に得られたものはなし。エドワード個人としては失うもののほうが多かった。飾り物であるソフィアに会談の主導権を奪われたのだ。面目丸つぶれといったところだ。 ただそれはそれとして、会談内容についてはきちんと…