勇者の影で生まれた英雄 #133 再、落ちこぼれ小隊の隊長

事もあろうに自国の正妃候補を手込めにしようとした。勇者といえども、さすがにタダでは済まない。まして現国王であるエドワードは、元から健太郎に良い印象を持っていないのだ。甘やかすことなど絶対にない。 それでも死罪を免れたのは、勇者としての健太郎の力のおかげ。戦いはまだ続く。兵器としての勇者を廃棄すること…