異伝ブルーメンリッター戦記 第125話 真実の受け取り方

自分たちは何かを間違っているのではないか。一度、心に湧いてしまったこの思いが消えることはなかった。もともとその思いをクラーラは持っていた。苦しい時は何度もあったが、なんとか頑張っていた魔人との戦い。自分たちの活躍で王国の人々を救うのだと心から信じられていた。だがいつからか、その気持ちは確かな手応え…