奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第148話 エピローグ その2

◇◆◇ エミリー ◇◆◇ 防壁を通り抜けると、その先には広大な平野が広がっていた。少し意外。魔族の国というのは、もっとこう、人が暮らしづらい土地のイメージだった。前世の知識からの、勝手な思い込みね。 道も、ミネラウヴァ王国側よりも遥かに綺麗に整備されている。馬車の揺れの少なさがそれを教えてくれる。元からこう…