「人間的なテーマ」を描写するために「人間」の存在を必要としないどころかむしろ邪魔、というのは寂しい

ベイマックスを見て。 とにかくこの作品はとてもキレイである。「人間的に好ましい」。確かにそう思った。 ただし、それを達成するためにもはや現実の人間だけでは不可能なんだろうか、とも思わされた。 ベイマックスの「人間的にこのましい世界」は「非現実的な天才」と「非人間的な存在」によって演じられている。ベイマ…