笑いたくないときに笑っていたら、笑えなくなっていた

そういう、日常だった。 ここにわたしはいない いつも「ここで笑ったほうがいいよ」と自分の頭から指令を受けて、何がおもしろいかも分からないその場で甲高い声で笑って見せた。 この時間はなんの為にあるんだろう。 この時間はわたしの何に役立つものなんだろう。 この時間、この人、この場所がわたしにもたらすものはな…