「ガバナンス改革」が、大学の研究・教育機能を破壊した|ちくま新書|田中 圭太郎|webちくま

教職員に罵声を浴びせて退職強要。寮に住む学生ら45人を提訴。突然の総長解任。パワハラの捏造――。国立大学の法人化や大学関連法の改正を背景に、全国の大学で耳を疑うような事件が頻発している。<br/>疲弊する大学教員や学生の声を取材した『ルポ 大学崩壊』より、「はじめに」を公開する。</br/>