ことばを食する
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するする読めて、切ないぞ 〜「まぐだら屋のマリア」原田マハ
新約聖書の福音書によれば、限りなく官能的な娼婦であり、しかも聖女でもあったというマグダラのマリア。一方、小説の方は「まぐだら屋のマリア」(原田マハ、幻冬社文庫)。まぐだら屋は、さいはてのごとき海の寒村にぽつりと建つ定食屋。そこにマリアがいると、笑ってしまいそうですが、こうしたパロディ、あるいは「軽…