ことばを食する
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心の迷宮 血は流れて雪はやまない 〜「冷たい校舎の時は止まる」辻村深月
わたしはお化けとか超常現象の類を、これっぽっちも信じません。確かに時には面白いけれど、フィクションの世界。と、分かっているはずなのに、実は怖がりなのです。頭で考えていることに反して、体が反応してしまう。 「冷たい校舎の時は止まる」(辻村深月=つじむら・みづき、講談社文庫)を読み始めて、2回か3回くらい…