[仏教の名言] 門松は冥途の旅の一里塚

「めでたくもありめでたくもなし」と続く一体禅師の作と伝える狂歌の上半句。正月を祝って立てる門松も、死への旅路の一里を刻む道路標にすぎない、と思えば生きることのありがたさが一層痛感される。