【肺がん】3月28日、午後 生きようとする意思 ~うちの子が旅立つまでのこと(16/18)~【逝き方を選ぶ】

ピーチーがひどくつらそうにしている昼ごろ。 安楽死の言葉が、頭をよぎります。 ついにその時か? 決断を仕掛けた時、ピーチーが勢いよく身をよじりました。 「まだ一緒にいたいんだよ、きっと」 「そうだな」 主治医の診療時間が、決断のリミットでした――