【犬と暮らす歓び】私が、犬の文章を書き続けている理由 ~1周年を迎えたWithdogとWithcat~

学生の頃から、案外読書が好きだった。その頃人気のあった赤川次郎を、無意識に避けていた私は、筒井康隆の『七瀬ふたたび』に心震わせ、いわゆるハルキストではないけれど、村上春樹の『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の3作に夢中になった。 ● その後私は、就職した会社で出会った11歳年上の人…