すべて真夜中の恋人たち/川上未映子~一人の女性のとても人間臭くてとても美しい小説~

≪内容≫ 「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった―。究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。 孤独な魂がふれあったとき、切なさが生まれた…