「法隆寺の鬼」と呼ばれた男。最後の法隆寺宮大工、西岡常一(3)

皆さんこんにちは。 不世出の宮大工、西岡常一棟梁をご紹介してきましたが、今回3回目となります。 1934(昭和9)年に始まった法隆寺昭和の大修理は、日中戦争とそれに続く太平洋戦争の時期に重なり、棟梁の一人として解体修理に従事していた壮年の西岡常一は、3度の招集を受けて戦地と修理現場の往復を繰り返すことになり…