『祇園恋づくし(ぎおんこいづくし)』八月納涼歌舞伎@歌舞伎座8月21、22日第三部

まるで現代劇。きわめて洒脱。舞台は京都、タイトルにもあるように時期は祇園祭のころ。とはいうものの、全編の基調になっているのは江戸っ子指物師、留五郎の江戸っ子気質とその気風の良さ。ソースが古典落語「祇園会」というから、江戸前の洒脱さは当然なのかも。洒脱でいながら、奥が深いのも古典が基本にあるからだろ…