口裂け女とTOKYO HUNTING DAYS / Chapter1:新宿の口裂け女(2)

(前回の話はこちら) 翌日、インターホンで目が覚めた。寝ぼけ眼で時計を見ると12時だった。閉めきったカーテンを通り抜けた光が、事務所を薄明るくしている。わたしはソファーベッドに横たわったまま、あたりをまさぐりスマホを手に取るが、画面は真っ黒で何も表示されていない。充電が切れていた。 インターホンは鳴り…