歌え若人達

同じ家で生活する4人の大学生、それぞれの明るく苦い青春を軽く描いた風俗喜劇。当時の青春ものといえば、大島渚ら新世代の監督たちが「青春残酷物語」などでその時代の気分とぴったりマッチした作品を発表していた中、保守派の旧世代作家であることを印象づける内容だが、今観てみるとむしろ新鮮な仕上がりになった。(c)…