【風外本高】紅葉の名所、足助の香嵐渓で暮らした禅僧

江戸時代後期の曹洞宗の僧侶に風外本高(ふうがい・ほんこう)がいる。 紅葉で有名な愛知県の足助の香嵐渓(こうらんけい)にある香積寺の25世住職であった風外は、その前は大阪の寺院で住職をしていた。 そこへ足助の人々や役人がやってきて、ぜひ香積寺の住職になっていただきたいと招かれて足助の地に赴くことになった…