大和(奈良)盆地で古代のクニが発展したワケ 唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡

唐古池と復元楼閣 奈良盆地 西は生駒山系と金剛・葛城山系、東は「山の辺の道」が通る山系に挟まれた、断層帯の低地で、東西約15キロメートル、南北約30キロメートルの面積だ。北は丘陵を挟んで京都盆地と繋がっている。 古代、盆地中央は「大和湖」を中心にした広大な湿地帯で、人々は周囲の丘陵地、三輪、葛城、御所(ご…