富士通研が量子コンピューター開発に本格参入、20年先を見据えた投資のわけ

 富士通研究所がゲート方式の量子コンピューター開発に本格的に乗り出した。2020年10月に東京大学、大阪大学、オランダのデルフト工科大学と共同研究を開始した。「万能」とされる誤り耐性量子コンピューターの実現に向けて、デバイスからアルゴリズム、アプリケーションまで全レイヤーの開発に取り組む。