東証システム障害で社長辞任、ネバーストップが「本末転倒」に
東京証券取引所の株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」のシステム障害を巡り、東証の宮原幸一郎社長が2020年11月30日付で引責辞任した。独立社外取締役による調査委員会は「ネバーストップを強調しすぎるあまり、結果として取引再開をスムーズに行えなくなったことは本末転倒だ」と指摘した。