失敗続きの半導体戦略、未来のために過去分析が必要

 日本政府が2021年から、半導体分野への怒濤(どとう)の投資を続けている。その予算額は2023年6月時点でも1兆円超。その象徴が、最先端半導体の量産を目指すファウンドリーRapidus(ラピダス、東京・千代田)だ。実は、これまでの日本の半導体戦略は幾多の失敗を繰り返してしまった歴史がある。