パソコン受験に踏み切れぬIPAの高度試験、実現を阻む「予算」の壁

 法務省は2026年をめどに、司法試験をCBT(Computer Based Testing)方式に切り替えるよう検討している。一方で高度情報処理技術者試験は手書きの論文試験を残す。技術者から「IT分野において最高峰の試験の1つ」とも言われる試験だが、アナログな手書き試験を課し続けるのはなぜか。