大阪のトンネル作業員閉じ込め事故、シールド機やセグメントでない意外な原因

 大阪府守口市で2021年12月、工事中のシールドトンネル内に作業員が2日間にわたって閉じ込められた事故で、掘削した土砂を収める容器の蓋が外れ、土砂があふれ出ていたことが関係者への取材で分かった。あふれた土砂が坑内に堆積し、作業員の退路を塞いだ。シールド機やセグメントに異常はなかった。