コロナ禍とデジタルシフトは「都市のコンパクト化」を揺るがすか?

 30~40年をかけて適正な状態に誘導する都市計画の方法と、デジタル技術で変革を図ろうとする方法には、スピード感にギャップがある。コロナ禍のような事態も、都市の姿に見直しを迫る。都市計画の領域は「スマート化」にどう対応していくのか。都市計画家の饗庭伸氏と建築家の豊田啓介氏の議論を3回に分けて掲載する。